本文へスキップ
TOP PAGE 簡単修復ウラ技集 髪本来の輝きを取り戻す為に 会社案内 お世話になっている方々です お気軽にお問い合わせ下さい
健康な髪の為に
Chemistry  今さら聞けない毛髪化学の基礎知識2  b.ヘアーカラーで傷むのはどうしてなの?   
 a.シリコンが髪に良くないって本当?
b.ヘアーカラーで傷むのはどうしてなの?
c.アイロンの熱で髪はどこまで耐えられるの?
d.「中和お願いしま〜す」は間違い。パーマ2液は中和剤ではない。
e.水やマイナスイオンの効果はどのくらい?(ケラチン・コラーゲンを効率的に入れるヒント)

カラーで傷むこれだけの理由
 

アルカリカラーの1剤はアルカリでpH10〜12です。

これに2剤として過酸化水素の6%溶液を1対1で混ぜて塗布するタイプが一般的です。

過酸化水素の分解はアルカリが存在すると激しくなります。

@アルカリ濃度が高くなるほど過酸化水素は激しく分解

Aその時発生した酸素が毛髪中のメラニン色素を分解して毛髪を脱色

B色素を酸化重合反応して発色します。

しかし、

余分な酸素がケラチンを破壊して毛髪に大きなダメージを与えます。

この過酸化水素の分解でできる酸素は比較的安定した、Oというだけでなく、一時的ではありますがOという大変酸化力の強い活性酸素なのです。

カラーのメカニズムのおさらい」

@ジアミン系色素を過酸化水素で酸化し、メラニンを脱色しながら発色

A分子と分子が重合して巨大化させ毛髪から抜けないようにして残留定着させます。

同時に起こる弊害

@間充物質であるケラチンの鎖を破壊。

サロンで使用する過酸化水素の濃度は通常6%を使用しますがケラチンの鎖は3%で切れてしまい流れ出してしまいます。

Aアルカリ分が残溜。染めた直後から傷みが始まってしまう。

対策は

傷み対策だけならpH23の酸リンスが良いのですが

酸により分子の重合(不溶化)をさまたげてしまいます。

pH5程度の緩衝剤作用と流れ出す毛髪マトリックス成分の補充が重要です。

単純に低濃度のOxyを持ってきても毛髪マトリックス成分の補給は出来ません。

リペイドヘアプロテクションシステムでヘアカラーをリペアする

例えば

カラー1剤50g+Oxy6%50cc+リペイド20cc位ブレンドします。

これでOxyは4%強程度、アルカリ度も20%程度うすまります。

(但しpHはほとんど変わらない)

リペイドをブレンドすることで過酸化水素の急激な分解力を抑え、ゆっくりと酸化重合を行い、マトリックスを膨潤と同時に入れ込んでいきます。アフターカラートリートメント剤とは比べ比較にならないほど、傷みをリペアします。

このブレンド比率は撥水性・吸水性・ダメージレベル・毛量によってその時のコンディションで自由に変えて調整して下さい。

ただし、全染めの場合はショートでリペイドのブレンド量が最低15ml未満ですと効果がうすくなります。染まり上がり・もちは変わりありません。

サロンでカラー調合する時、

オキシをドボドボと水のように入れたり、毛先の色調整だけのために多めのオキシを使う技術者の方を見かけますが毛を傷ませているだけのことです。

色を入り易くするためにはオキシを使えばいいというものではありません。

例えば

プレピグメンテーションのように白髪の集中している部分に色味を叩き込む場合

水とジアミン染料だけでも染めることができます。

メラニンが少ない毛髪にオキシをやたらに使用するのはNG

皮膚トラブルや毛髪へのダメージを招きます。

これを防ぐにはオキシの入れすぎや濃度を注意し、破壊されやすいケラチンをカラーと同時に入れ込むリペイドによる「膨潤時浸透法」が最善の方法です。

NEXT